課 長
タ カ
カオル
タ カ
ユージ タ カ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
課 長 ユージ 課 長 ユージ 課 長
ユージ
課 長
ユージ
課 長
ユージ
ユージ
銀星会
ユージ
銀星会
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
タ カ ユージ
タ カ
タ カ
ユージ
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港署内
「鷹山はともかくだ、大下までどこに行ったんだ!
銀星会にムキにならんというのが、あいつの数少ない美徳じゃないのか?!」
港署の駐車場、カオル絵理香の資料を持ってくる
「課長は?」
「鷹山はともかく、大下までどこにいるんだ!」
「ここにいんのによ」
「ま、俺を買ってくれてるワケだ」
「ん」
覆面車の中、音楽を大きくかけている
「俺一人でやったっていーんだぜ」
「カンケーねーよ。乗りかかった船じゃねーか」
「沈没しちゃったらどうするんだ」
「お前と違って、泳ぎには自信があんの」
「死んだら泳げないだろ」
「俺は死んだって泳ぐぜ」
「元気なやつ」
「あぁ〜?」
「元気なやつっつったんだよ!」
絵理香を逃がし足を負傷しながら銃撃
走ってきた絵理香から足を負傷したことを聞き、無線で
「タ カ!」
「俺は大丈夫だ。先に行ってろ」
「ばかやろ、先に行ったら・・・お前、捕まっちまうじゃねーかよ!」
「行かなきゃ3人とも捕まるんだ!!・・・迎えは、キャデラックで頼むぞ」
・・・・・・・
「タカ!」
「馬鹿やろー!!さっさと行け!!」
「・・・ロールスロイスだろうが、潜水艦だろうが、絶対迎えにくるからな!
死ぬなよ、死んでも泳げよ!」
港署内
「待て、大下。尾崎を捕まえたら寄り道せずにすぐに署に連行しろ」
「どういう意味ですか?」
「別に意味はない。とにかく、寄り道せずに署に連行しろ。」
「取引には応じないということですか」
「・・・・・そうだ。」
「タカを見殺しにするんですか」
「連中に尾崎を渡しても同じことだ。」
「同じこと?」
「鷹山は銀星会に恨まれとる。生きて返すという保障はないんだ。」
やり場のない気持ちを抑えつつ、コートを掴んで署を出て行く。
ユージ、公衆電話で
「尾崎は死んだ。俺が10億のシャブを持っていく」
「大下さんですか。一人で、いらっしゃるんでしょうね」
「当たり前だ。これは俺個人の取引だ。港署がてめえらとの取引に応じたりするか!」
「いいでしょう。必ず一人でいらしてくださいね。場所は・・・」
ユージ、奇襲攻撃でタカを助け、シャブを持って逃げる
「そんなもん、お前どっから持ってきたんだ」
「銀星会から借りてきたの」
「いーなー・・・ちょっと、ちょっと貸して」
「だめだよ」
「いーじゃねーか」
「じゃ、ちょっとだけ」
タカ、マシンガンを派手に乱射
「おしまい?」
「納得した?」
「スゲー」
バリケードを作った建物の中
「ユージ、礼を言っとくぞ」
「生きて帰れるとは限らねーぞ」
「だから今のうちに言っとくんだ。・・・まるで、映画のラストシーンみたいだな。」
「ん、見た見た。『明日に向かって撃て』だろ。
俺、ロバートレッドフォードと誕生日一緒なんだぜ。」
「俺なんか、ポールニューマンと血液型一緒なんだぜ。」
「いーなー、じゃ、ポール鷹山じゃない。」
「じゃ、ユージは、ロバート大下。」
窓から外を見て
「奴らも必死だぜ。」
「あぁ、なんせ10億のシャブだからな。」
「暗くなるまで待つつもりだな。」
銃を構えて
「来るぞ」
「派手にやらかすか。」 |